日本

訪日で海外在住者が短期滞在の一時帰国保険に加入する場合は5日以内まで

バングラデッシュの取り引き先が、当社施設の見学をするために来日。空港に到着早々、訪日保険(逆海外旅行保険)の手続き。TOKIO OMOTENASHI POLICYは31日以内の保険期間なので「5日以内」に手続きをする必要がある。

もし32日以上の訪日保険であれば5日以内という制限はないので安心してほしい。ただし、その際は下記2つの書類が必要になるのでその点だけは忘れないように。

1. パスポート
2. 入国した証明

ちなみに「入国した証明」はパスポート内の「入国スタンプ」があれば問題ない。もし入国時に自動化ゲートを使った場合はパスポートに入国スタンプが押印されていないケースもあるのでその際はフライトチケットを入国証明で使うことになる。

今回はモスレムの人なので、ホスト役として一番頭を悩ませるのが食事、ハラルレストラン(halal restaurant)を探すのが大変という点である。最近では少しずつお店も増えてきたが、まだまだ少ない。今回は3日間、昼食、晩食をともにした。単に「ポークを食べない」というだけではなく、ハラル認定されていなければ、ビーフやチキン等も食べない。もちろん、酒(アルコール類)は一切飲まない。

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▼1日目

(夜)大阪市西区/ムガル(パキスタン料理)

▼2日目
(昼)広島駅ビル/寿し店(海鮮にハラル認定はもともとない)
(夜)広島市中区/カルシャカ(トルコ料理)

▼3日目
(昼)大阪市西淀川区/大阪ハラル(パキスタン料理)
(夜)大阪市西区/日本料理(海鮮料理)
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調味料も成分を把握する必要があるが、きりがない。魚はハラルの縛りはないが、さしみ等の生ものは食べ慣れていない。日本の刺身は生臭くなく食べやすいと言っていたが好んでは食べない。従って焼き魚、煮魚になる。私も3日間禁酒をした。

この期間、他の国の顧客とも重なり一緒に食事をしたが、モスリムの人ではなかったのと、カリー料理が苦手こと、日本の気候(その国より幾分寒い)のせいで風邪をひきその国で加入した海外旅行保険のお世話になった。立替が必要だったので分かりにくかった。日本人が日本に一時帰国するときは日本の保険(一時帰国保険・TOKIO OMOTENASHI POLICY)のほうがお互いに慣れているので使いやすい。

この記事を書いた人

田上 洋治

田上 洋治

昭和57年8月から、東京海上火災保険株式会社の代理店を経営、かたわら、エンジンオイル、フィルターの製造販売の会社を経営。 海外現地法人が2か所有り、海外長期滞在経験あり。 保険を販売する側と、加入する側の両サイドの両方を経験しています。失敗談や、保険金請求についてブログに書いていきたい。

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